北京の前門地区に歩行者天国をつくる見通し このほど、「2004年北京ホテル業の発展についての国際フォーラム」の席で、北京市観光局の関係筋は、北京五輪のため、来年の「北京観光年」に「美しい中華文化を体験する」というテーマをかかげ、オリンピック個人観光客予約センターの設立を含む様々な措置が取られることになっている。北京の2008年五輪主催が決まった後、北京市観光局が北京五輪にささげることになっている三つのプレゼントの中で、前門地区に歩行者天国をつくることもその一つとなった。 ホテルのベッド数は北京五輪のニーズから見て不足 関係筋によると、当面、北京市におけるホテル業の合格点の客室ベッド数は2008年北京五輪のニーズから見て不足気味である。当面、北京市における600の1-5つ星クラスのホテルのベッド数は合わせて10万ぐらいに達するが、北京IOC関係筋によると、2008年北京五輪の開催の際には、北京市の星クラスのホテルは800、ベッド数は13万以上に達するだろうと見ている。先般、北京市人民政府によってアテネに派遣された視察団は、アテネ五輪の期間、アテネのホテルの価格は高すぎたという結論を引き出した。そして、北京五輪閉幕後の観光客を確保するために、北京市ホテル業の発展の重点を「ビジネスタイプのホテル」と設定し、様々な消費レベルの人々に向けたホテルサービスを提供することを考えている。 2005年4月 北京五輪の観光案についての推薦・説明会を開催 北京市観光局の温子吉副局長によると、「北京五輪の観光活動企画」を実行するために、2005年4月に北京五輪の観光案について推薦・説明会を開催することが決まった。そのほか、2005年を「北京五輪の観光テーマの年」として、「美しい中華文化を体験する」というテーマをかかげ,北京IOCの広報部門と協力し、販売、水泳競技施設の「水の立方体」とメーン・スタジアムの「鳥の巣」に近いところで「近距離で五輪スタジアムを体験しよう」などの特別な観光プロジェクトの開発につとめることになっている。また、2008年までの観光テーマを決定。2006年に「五輪スタジアムを体験しよう」、2007年に「オリンピック公園に喜んで集う」、2008年の「全世界が北京に集う」をかかげることになる。 中華世紀壇を観光客の集散センターに 北京市観光局が発表した予測情報によると、2008年の時点で、北京を訪ねる外国観光客は延べ440万人に達し、そのうち、北京五輪の期間(2008年の7月から8月にかけて)は延べ80万人と見られ、北京五輪のために延べ25万人の観光客が増えることになろうと予測している。中華世紀壇が北京五輪の観光集散センターとなり、その他の四つの集散センターはなお選定中であると温子吉氏は語っている。 「チャイナネット」 2004/11/16 |