北京・地下鉄13号線に28日、全駅のプラットホームに列車ドアの停止位置と乗降客の並ぶ方向が表示された。以前はドア停止位置が明示されていなかったため、利用客はホームに列を作る位置が分からず、乗り降りの秩序が混乱しがちだった。 13号線は同日から、係員やボランティア計100人余りを主要7駅に配備し、朝夕のラッシュ時に乗客を誘導するほか、構内アナウンスにより乗客の整列乗車を促している。地下鉄関係者によると、整列乗車の習慣が北京の地下鉄全線に広がれば、乗り降りの混乱が大きく緩和され、運行の安全性も向上するとみている。 「人民網日本語版」2004年12月29日 |