専門家たちに「世界で最大規模」といわれる「北京五輪景観彫刻国際巡回展」が12月1日から、10日間にわたって広州芸術博物院の広場で催されることになった。世界各国の芸術家が創作した彫刻作品281点が展示されている。
この展観は、2008北京五輪景観彫刻案募集大会と巡回展組織委員会、中国美術家協会、中国共産党广州市委員会宣伝部、広州市文化局などの共催によるもの。彫刻作品が多数出展され、芸術レベルも高いことから、近年において珍しい催事と見なされている。ほとんどの作品は、国際的に高い基準のブロンズ、鉄、アルミニウム、ステンレス材などを用いたものである。世界の90カ国および地区の3000点の応募作品の中から厳選されたので、そのうち96点は海外からの応募作品。
巡回展は全国18の都市、海外の11の都市で催され、投票によって、最終的に29の作品を金、銀、銅メダル入賞と決め、第29回北京五輪の有形展示品として北京と全国都市の景観の整備に用いられることになっている。
「チャイナネット」2006年12月5日