米国プロバスケットボールリーグ(NBA)で活躍する姚明選手は4日、北京市の中国人民大学で血液検査を受け、中華骨髄バンクのドナー(骨髄提供者)の一員となった。白血球型(HLA型)の適合する患者が現れた場合、姚選手は患者に造血幹細胞移植を提供することになる。中国大学生男子バスケットボールスーパーリーグ(CBA)の選手たちも姚選手とともにドナー登録した。
7月末現在、中華骨髄バンクには約29万人が登録しており、中華民族の骨髄バンクとしては最大。中国では毎年、白血病患者が約4万人ずつ増え、100万人を超える患者が造血幹細胞の移植を待っている。中華骨髄バンクが患者らのニーズに応じていくためには、最低でも100万人の登録が必要となる。
「人民網日本語版」2005年9月5日