2007年1月15日、2007年スヌーカー・ウェンブレーマスターカップ大会が開幕し、中国の丁俊暉選手は6-3でハミルトン選手を降し、初戦の勝利を記録した。喜ばしいことに、丁選手は試合で147点の最高得点を取得し、141点の自らの記録を更新した。これは、ウェンブレーマスターカップの23年間の歴史で最初の満点となるものであった。その後、スヌーカーのオフィシャルサイトは「丁俊暉選手、147点クラブに加盟」というタイトルの記事を掲載し、同選手を高く評価した。また、丁選手は1万ポンドの最高得点賞を手にした。
満点の記録は丁選手にとっては一里塚となる出来事である。七回世界チャンピオンとなり、「スヌーカーの神」といわれてきたスティーブン・ヘンドリー選手は公式試合で七回も満点を記録したが、ロニー・オサリバン選手はさらに5分47秒で満点となったことがある。丁選手はプロ入り後で中国オープン、ブリティッシュオープン、北アイルランドカップの優勝を手にしたが、公式試合で満点を記録したことはなかった。昨日の対ハミルトン戦で、丁選手は自らの記録を更新した。丁選手はスヌーカーの歴史において満点を記録した55人目の選手であり、5人目のアジア選手となった。
「チャイナネット」 2007年1月16日