「北京五輪開幕まであと1年」を記念し、北京市体育局は「百万人の市民健康づくり活動」を開催する計画を立てている。中でも天安門広場では大規模な卓球大会を行い、各区・県から参加する1万人近くの卓球愛好者が試合も行うという。同局の孫康林局長は22日、ラジオ番組にゲスト出演し、今年の「全市民健康づくり活動」の大きなイベントを公表した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
孫局長によると、五輪開幕1年前という重要な時期に、北京市では五輪のテスト競技23種目、国際試合10試合が開催されるほか、量も質も高くした市民健康づくり活動も計画しているという。2006年の「開幕まで2年」の際には1万人による太極拳などの大規模なイベントを行ったが、今年も6月23日~7月23日に、「第6回全市民健康づくり活動」を開催する。347競技の試合に市民350~400万人が参加する予定。開幕のちょうど1年前となる日には、天安門広場の五輪カウントダウン時計の前で、卓球台千台を使用した1万人が参加する大会が行われるという。
今年の夏休みには選手の練習場を開放する計画もある。学生や子どもたちはスター選手と近くで触れ合うことで、五輪気分を味わえる。
「人民網日本語版」2007年1月23日