大型写真展「新疆の四季」は3月26日から4月8日まで、北京市内の会場で開催されることになった。展示される写真は、百人の内外カメラマンが新疆ウイグル自治区に赴き、実地で撮影した佳作である。作品は社会生活、民俗風情および自然の景観を主な内容とし、新疆の魅惑的な自然の美しさ、多彩な民族と宗教の文化、新しい時代における各民族の人々の風采を提示し、新疆の発展、安定、調和を全方位的に表現したものである。
「百人の内外カメラマンのレンズを通してみた新疆の四季」撮影イベントは国務院新聞弁公室、中国撮影家協会、新疆ウイグル自治区人民政府新聞弁公室の共催によるもの。22の国から来た59人の著名な外国人カメラマンと、中国大陸部および台湾の40人余りの著名なカメラマンがこれに参加した。内外のカメラマンたちは、四つのグループに分かれて、それぞれ2006年1月9日-21日、6月5日-18日、8月4日-19日、9月25日-10月8日に、新疆の15の地区、州、市を訪ね、実地に撮影を行った。撮影は57日間にわたるもので、道のりは2万キロ以上といわれている。
新疆の現代化した都市と豊作を収めた土地では、カメラマンたちはファインダーを通して新疆の日進月歩の発展をつかみ取っている。ゴルバン祭り、ムカム公演、ダバザ、牧畜民の移動、民族様式の結婚式および一般の人たちの家庭の中で、新疆各民族の人々の豊富多彩な日常生活を実感した。これらの示唆を受けて、彼らは独自のアングルから、新疆の春、夏、秋、冬の四季の自然の景観、人文の風情、社会の進歩、民族の団結、調和と安定した社会など各方面を記録にとどめ、30万枚以上の写真を撮影した。
新疆に行ったことのある人にとっても、或いは新疆に一度も行ったことがない人にとっても、カメラマンたちがその独自のアングルと手法で提示した新疆はきっとあなたにとっては忘れがたい印象を残すことになろう。芸術の鑑賞と享受の中で、真実の、ビビットな、美しい新疆を実感してみようではないか。
「チャイナネット」2007年4月