国連の2005年世界環境デー記念式典が1日、米サンフランシスコで開幕した。会期は5日間で、世界各国の市長約70人が代表団を率いて出席する。式典では、中国江西省の廬山風景区が世界初、また同式典で唯一の「国連優秀生態環境観光地」に選ばれた。中国からは、上海市、重慶市、瀋陽市、武漢市、シ博市の5都市の代表団が式典に出席している。
世界環境デー(6月5日)は国連主催の大型イベントで、1972年から毎年1回、世界の大都市を巡回する形で開催されている。今年は各国の市長が「グリーン・シティー」をテーマに、都市のエネルギー・交通・廃棄物処理・生物多様性・緑化などについて踏み込んだ討論を行い、環境保護プランについて話し合う。
「人民網日本語版」2005年6月3日