上海市休日弁公室は、春節(旧正月)の18日に上海の各観光地・名所を訪れた観光客が、延べ40万人を超えたと発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が報じた。
上海の各観光地・名所は春節期間中、内容が豊富で参加性の高い、さまざまなイベントを実施している。上海科学技術館は祝日として初めて、大型体験アトラクション「食べ物の旅行」を実施。「果物カー」に乗って消化管をめぐり、消化・吸収に関係する人体の精密な機能のすべてを、3Dメガネであざやかに観察する仕組みだ。内容が豊富で参加性が高いため、多くの保護者が子どもを連れて体験に訪れ、18日の来館者は延べ8500人に達した。
「中国4大名著」をテーマにした、第12回上海「豫園新春民俗芸術灯会」も18日に開幕。『西遊記』の「通天河」、『水滸伝』の「梁山好漢」、『三国志演義』の「桃園三結義」、『紅楼夢』の「共読西廂」などの場面が、各種の飾り提灯で生き生きと描き出されている。
「人民網日本語版」2007年2月19日