チベット族の新年と漢族の春節を迎える日が今年はちょうど重なった上に、青海省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ青蔵鉄道の全線開通で交通も便利になったため、チベット観光の閑散期であるはずの春節期間中にも、多くの観光客が訪れている。
去年青蔵鉄道が全線開通してから、チベット観光ブームは下火になることはなく、閑散期であるはずの冬にも、数多くの観光客がチベットを訪れるようになった。情報によると、例年のこの時期、ラサのホテルの宿泊率は50%にも達していないが、今年は80%にも及んでいる。ここ数日、中国大陸、それに韓国、オランダと日本などからの観光客がどんどんチベットを訪れている。
チベット自治区観光局の統計データによると、青蔵鉄道が全線開通された2006年7月1日から12月31日までの間に、チベットを訪れた内外の観光客は延べ192万人で、一昨年の同じ時期と比べて5割以上も増えたという。
中国国際放送局 日本語部より2007/02/22