国家観光局は2日、河南省鹿邑県の「老子の故郷観光地区」を国家の最上クラスであるAAAA級観光地に認定した。河南省では51カ所目、周口市では初の国家AAAA級観光地となる。河南省鹿邑県旅行局が同日、明らかにした。
「老子の故郷観光地区」は鹿邑県県境の東に位置し、太清宮、問礼広場、昇仙台などの風景区がある。老子の誕生と成長の地であるほか、子孫が老子を祭るときに残した文物を中心に、周囲の歴史的遺跡、人文と自然の景観が調和した、特徴鮮やかな文化的内容の濃い総合型観光地となっている。
老子:姓は李、名は耳。春秋時代の思想家で道家の祖。
「人民網日本語版」 2007年4月3日