中国民族新聞社主催の「2006全国民族文化観光ブランド推進イベント」が3日に幕を閉じた。九寨溝、元上都遺跡などが10大民族文化観光ブランドに選ばれた。
このイベントは昨年10月に開催され、10万人のネットによる投票と数十人の専門家の評価を通して、安徽省の黄山景勝地、雲南省の麗江古城、湖南省の張家界土家族風情園、四川省の九寨溝景勝地、山西省の五台山景勝地、湖北省の神農架天燕原生生態景勝地、广西チワン族自治区の百色通霊大渓谷、内蒙古自治区の元上都遺跡、内蒙古自治区のザカンソロド景勝地が民族文化観光ブランドのトップ10に選ばれた。
上述の地域のほとんどは少数民族が暮らしているところであり、経済と社会の発展が比較的に遅れているが、歴史文化、特に少数民族の伝統文化の蓄積においては深みのあるものがある。国家民族委員会の関係者は、民族地区の文化観光産業の発展を促すには、民族地区の歴史人文景観と自然景観を総合的にとらえ、観光資源の総合的開発を推し進めるばかりでなく、民族文化の継承と発展をも促進するべきだ、と述べている。
写真1:四川省の九寨溝景勝地の滝
写真2:雲南省の麗江古城
「チャイナネット」2007年4月6日