西蔵(チベット)自治区観光局が発表したデータによると、今年第1四半期(1~3月)の観光客数は11万6千人(前年比15.8%増)で、これまでの最高を記録した。鉄道開通によりチベット観光ブームが訪れている中、飛行機や公道を利用しての観光客も増加している。2006年にチベットを訪れた国内外の観光客は、延べ245万人(前年比36%増)となり、2007年は300万人を突破する見込み。
鉄道部門の発表によると、青蔵鉄道が全線開通した2006年7月から現在までに、187万6千人の観光客が列車を利用して青海やチベットを訪れている。拉薩(ラサ)駅の趙屹・副駅長は「4月初めからチベットに到着する列車は常に満席状態で、1日あたりの旅客数は2千人以上になる」と述べた。
「人民網日本語版」2007年4月22日