香港復帰10周年の記念日にあたる7月1日の夜に、これまで最大規模の花火大会がビクトリア港で行われ、お祝いムードを盛り上げることになった。これは、花火大会の担当者が13日に明らかにしたことである。
今回の花火大会のテーマは「火樹銀花慶回帰、香江十載万象新」(きれいな花火で香港復帰を祝い、この10年間の香港の姿を一新したという意味)。使われることになっている花火は31888万発で、スケール、催行時間及び花火の数などの面でこれまでの記録を更新すると見られている。23分間つづく花火大会では、香港復帰10周年というテーマをめぐって、「祖国を歌う」、「中国人」、「シルクロード」、「五輪の夢」などの10幕が演出されることになっている。
花火大会のほか、レーザービームも同時に演出されることになっており、数十万の市民たちが観賞にやってくるにちがいないと見られている。
また、花火大会及びレーザービームのための総支出は約1600万香港ドルで、すべて民間の協賛によるもの。
写真は花火大会の効果図。