パミール高原にある新疆ウイグル自治区の塔什庫爾干（タシュクルガン）地区・タジク族自治県の大同郷は古代シルクロードの南の回廊上に位置する。気候は過ごしやすく、アンズの木々が周囲の雪山と鮮明なコントラストを織り成しており、パミール高原の「小江南」の美称を持つ。近年、加熱する新疆旅行のブームに伴い、大同郷は国内外の旅行者の新たな憧れの地になっている。

  写真（１）：立派なアンズの木はあちこちで見かけられる。

  写真（２）：7月3日、収穫した小麦を脱穀するタジク族の農民。ここではいまだにロバによる伝統的な脱穀を行っている。

  「人民網日本語版」2007年7月10日