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6つの川が合流する多民族共生の地 「蔵彝走廊」
発信時間: 2009-11-16 | チャイナネット

金川江の石鼓区間

 

 

「蔵彝走廊」とは、民族学者・社会学者の費孝通氏が30年前に提唱した歴史的・民族的区域の概念であり、四川省、雲南省西部、チベット自治区東部にまたがる横断山脈の高山峡谷地帯を指す。6つの大河(怒江、瀾滄江、金沙江、雅礱江、大渡河、岷江)が北から南に流れていることから「六江流域」とも呼ばれる。この一帯は大河によっていくつもの天然の河谷が形成されている。

古来より、多くの氏族や部落、民族が滔々と流れる大河とともに行き交い、この高山峡谷の間を頻繁に移動してきた。こうして青蔵高原と西南地区の各民族は互いに行き来し、「蔵彝走廊」の生産や生活方式、文化形態も豊かになっていったのである。

「蔵彝走廊」は四川、雲南、チベット、青海、甘粛の14の市・地区と自治州を含む。この広大な区域には、チベット族、イ族、チャン族、リス族、ペー族、ナシ族、プミ族、トーロン族、ヌー族、ハニ族、チンポー族、ラフ族、ロッパ族など数多くの少数民族が暮らしており、人口は約500万人。ここに暮らす人々の多くはチベット・ビルマ語系のチベット語群集団とイ語群集団に属す。

人々の衣食住や交通手段というのは生産力の発展によって移り変わるものであるが、生存環境や気候の変化とも密接に関係している。特定の環境のもとでは、民族間の経済交流や文化の融合も重要な要素の一つとなる。「蔵彝走廊」に暮らす民族はそれぞれ独自の言葉、住居、服飾、飲食、習慣、祝祭日を持っているものの、各民族の間で共通点や似通ったところも多い。

 

「チャイナネット」 2009年11月16日

 

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