明の遺風を残す貴州省の天竜屯堡
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明の遺風を残す貴州省の天竜屯堡
600年前の華麗な漢族の服を身にまとい、江南訛りの強い発音で、従来の純朴で重厚な風俗をかたくなに守っている…。これは映画やドラマのロケーションではなく、貴州省平壩県天竜鎮の天竜屯堡に住む人たちの日常生活だ。   「チャイナネット」 2009年12月30日

約1200世帯が住んでいる天竜屯堡は、省都の貴陽市から西に60キロ行った場所にあり、中国では唯一明の遺風が残っている村落である。

貴陽市撮影協会の劉涛秘書長は天竜屯堡の由来についてこう説明する。「明が成立してから14年後の1381年、朱元璋(太祖・高皇帝)は30万人の軍隊を派遣し、南西部で謀反を起こした元の藩王を討伐した。

軍隊は南京から洞庭湖を渡り、長い苦難の行軍を経て安順で敵を打ち負かし叛乱を平定。翌年、朱元璋は兵士たちにこの土地に駐屯して防衛するよう命令を下した」 「チャイナネット」 2009年12月30日