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「塔公(ターゴン)」はチベット語で「仏陀が好きな街」を意味する。塔公寺は1000年以上の歴史を持つ、同地域のチベット族が参詣に訪れる聖地の一つである。寺に保管されているラサの大昭寺(トゥルナン寺)と同じ釈迦牟尼像は、文成公主がこの地を通ってチベットに入る時に持参したと伝えられている。そのほか、元朝の帝師・八思巴(パスパ)が残したとされる石に刻まれた印章も秘蔵されている。1000年の歴史を持つインドの偉人が建てた成就仏塔、千手千眼観音のほか、多くの貴重な仏教文化財が保管されている。