四川省広元市は古蜀道が最も集まる場所である。奥深い歴史が詰まったこの古道には山の花が美しく咲き、金色の菜の花、雪のように舞う梨の花、赤く染まった桃の花を見ることができる。
蒼渓梨博園には中国の梨文化、蒼渓の民俗、農耕文化、現代農業の科学技術文明が濃縮され、1万株以上の世界各地の梨の有名品種が植えられている。梨以外の果物の木もあり、風景区には主に蒼渓雪梨が植えられている。蒼渓は2000年近くの植樹の歴史を有し、歴代の王や諸侯、軍隊統率者、詩人、画家も蒼渓の梨の花を絶賛した。
毎年3月になると、この地は最も美しい花見ムードに包まれ、梨の花祭りを催し、各種の現地の民俗活動を行い、観光客は花見をしながら現地の風習を体験できる。その日は美しい梨の木に目を奪われ、嫁入りの催しを見逃してしまった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月6日