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japanese.china.org.cn | 17. 04. 2015

「梁山伯と祝英台」――1700年以上伝わる究極のラブストーリー

タグ: 河南 梁山伯と祝英台 国家級無形文化遺産


西晋の時代より、「梁山伯と祝英台」に関する民間の説話が1700年以上伝わっている。これは中国の最も魅力的な民間説話で、世界に広く影響を及ぼしている中国唯一の民間説話だ。写真は俳優が蘇州市で演じる越劇「梁山伯と祝英台」。

「梁山伯と祝英台」は中国の漢民族の4大ラブストーリーの一つとされている。西晋の時代より、梁山伯と祝英台に関する民間の説話が1700年以上伝わっている。これは中国の最も魅力的な説話で、世界に広く影響を及ぼしている中国唯一の民間説話だ。この説話は2006年に、第1陣となる国家級無形文化遺産リストに登録された。

河南省汝南県梁祝鎮は、「梁山伯と祝英台」のラブストーリーの舞台だ。現地の言い伝えによると、西晋の時代に梁山泊は遊学のため家を離れ、男装した学生の祝英台に出会った。二人はたちまち意気投合し、兄弟の契りを結び、紅羅山書院で勉強した。二人は日夜を共にし、気持ちが深まっていった。祝英台は3年後に実家に帰り、梁山伯は遠くまで送っていった。二人は別れを惜しんだ。梁山伯は師の教えに従い、祝英台が残した「蝴蝶玉扇」を持ち求婚に行くが、門前払いされた。梁山伯は帰宅後、憤りと悲しみが重なり、病の床につき、そのまま亡き人となった。祝英台は梁山伯が自分のために亡くなったことを知ると、深く悲しんだ。その後、馬家が花嫁を迎えに来た。祝英台は憤りを忍び、輿に乗った。梁山伯の墓前を通り掛かると、祝英台は輿を下りて亡き魂に祈りを捧げようとした。祝英台は過度の悲しみにより命を落とし、梁山伯の墓の東側に埋められた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月17日

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