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湘西トゥチャ族ミャオ族自治州の高く険しい雪山の一帯に位置する隆回県、溆浦県には、1万人弱の「花瑶」が暮らしている。花瑶はヤオ族の流れを汲んでおり、独特で艶やかな衣装、特に女性の優れた刺繍技術により、この名で呼ばれる。
花瑶の女性は紙を丸く束ね、襟なしの上着、スカート、色付きの腰巻き、脚絆を着用する。頭には赤・黄の帯がついた、笠を逆さまにしたような髪飾りをつける。彩り豊かで、上に行くほど広くなり、日光を遮ることができる。約100メートルの赤・黄の帯で作るこの髪飾りは手間暇がかかり、飾り方にもこだわりがある。
雪山には1万人弱の花瑶が暮らしている。花瑶の女性の夏服は白い上着、スカート、赤い笠だ。花瑶の女性はスカート、脚絆、裾、腰巻き、袖、短い上着、頭巾、吊紐などに刺繍を施し、そのすべてが精巧な芸術品だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月21日