4月22日、春を迎えた新疆ウイグル自治区で強風が続き、阿勒泰地区福海県にある烏倫古湖に珍しい「風積氷山」の奇観が再び現れた。数キロメートル続くこの奇観は多くの観光客や写真愛好家を引きつけている。
毎年4月中下旬になると、冬にできた烏倫古湖の氷が溶け始め、巨大な氷の塊ができる。ここ数日の強風により、これらの氷は互いにぶつかったり重なったりし、湖の岸の一方に積み重なる。氷の丘や風積氷山は最高で高さ十数メートルになり、大自然の力に感動させられる。
気候条件の影響により、風積氷山は毎年見られるものではなく、春に強風が続いたときだけ現れる。
面積約1000平方キロメートルの烏倫古湖は新疆の有名な観光地、漁業の地であり、ノーザンパイクなどの珍しい冷水魚が豊富に捕れる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月23日