蘇州山塘街の建設は、唐代宝暦二年(825年)にさかのぼる。杭州から蘇州に刺史として異動となった大詩人の白居易は、蘇州の水陸交通を便利にするため、西は虎丘から発し東はショウ門に至る山塘河を開いた。山塘河の北側に作った道路は「山塘街」と呼ばれた。山塘河と山塘街は長さ約7里あったため、「七裏山塘」とも呼ばれた。山塘街は古くから、姑蘇(蘇州市内の一区域)第一の名街とされてにぎわった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月23日