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japanese.china.org.cn | 22. 05. 2015

安定古鎮:唯一無二の歴史的存在

タグ: 陝西 安定古鎮 文化財


陝西省子長県の安定鎮は、宋・明時代の雰囲気が美しく残る古い村である。鐘山石窟群や明代の城壁、清代の洞穴式住居、民国時代の衙門跡などがあり、国内外の観光客からの人気が高まっている。

安定鎮はシルクロード北路線における要衝の地だった。隋唐時代には辺境を守る要塞だった。元代には県が設置され、地域における政治の中心になった。1942年5月、民俗英雄である謝子長を記念して県の中心を現在の瓦窰堡鎮に移し、子長県と改名した。安定県は安定鎮に降格され、現在に至る。

安定鎮は文化財が豊富だ。鎮の東側にある鐘山石窟群は、晋代太和年間(366~370年)に建設が始まり、千年以上かけて作られたものである。現在発掘されているもので5か所の石窟があり、そのうち最も大きな石窟の内部には大小の仏像が1万あまり座している。これは古来より「万仏岩」と呼ばれている。国内外の専門家は「世界的に見ても珍しい石窟」とし、「第二の敦煌」、「唯一無二の歴史的存在」などと高い評価をしている。極めて高い歴史的、芸術的、科学的価値があるため、現在、全国重点文化財保護単位に指定されている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月22日

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