四川省紅原県の麦洼寺でこのほど、年に一度の「煨桑節」が行われ、多くのチベット族がテントを張り、盛装し、ロンダやハダカムギなどを持って儀式に参加し、幸福を祈った。「煨桑節」はチベット族特有の祝日であり、5月か6月に行われる。豊作、平安、無病などを願うチベット族の祈祷の儀式である。チベット族居住エリアには多くの寺院があり、「煨桑儀式」が行われる。そのため、どの寺院、民家にも「桑炉」がある。「煨桑儀式」は、まず枝を桑炉に入れて燃やした後、ツアンバや葉、ハダカムギ、果物、飴などを燃やす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月25日