達古氷山は四川省アバ・チベット族チャン族自治州の黒水県の黒水、紅原、松潘の3県が交わる場所にあり、世界遺産の九寨溝、黄龍、紅原大草原と面する。氷川、彩林、神山、長征、キンシコウ保護地という5つの特徴が一体となり、静かで調和が取れた縹渺たる桃源郷である。
達古氷山の原住民426人はみなチベット族で、純遊牧地である。ここでは今も安多チベット族の風情が残り、ラマ教が信仰され、全てのものに魂があると信じられている。達古氷山はキンシコウをはじめとする希少品種の保護地であり、保護区には1000種以上の野生植物、150種以上の野生動物がおり、うち10種が国家1級保護動物に指定されている。希少野生動物の確認例も多く、全国の風景区では非常に珍しい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月25日