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japanese.china.org.cn | 26. 06. 2015

【無形文化遺産】湖南省湘西の高椅傩劇

タグ: 湘西 高椅傩劇

湘西の南側には「楊公」を河の神とする独特の考え方がある。山村に住む人々が「願いを掛けるとき、巫神が仮面を付けて歌舞をする」と、傩劇「槓菩薩」に記載してある。彼らは一切の神を「菩薩」、「槓菩薩」、「搬演菩薩」、「降菩薩」と呼んできた。これらは菩薩を舞台に降臨させるという意味がある。高椅古村で現在行われている「槓菩薩」の劇はすでに200年以上の歴史があり、無形文化遺産の保護地となった。現在の傩劇の演目には「儺娘探親」、「郎君殺猪」、「槓楊公」、「槓梅香」などがある。最近、専門家がこの演劇に関する研究を発表し、注目を浴びた。2006年、この村の戯劇が湖南省の省級無形文化遺産に登録された。現在、伝承者は楊国順さんである。

楊国順さんの父親、楊宏沢さんは高椅傩劇「槓菩薩」の第15代指導者である。楊国順さんは6歳から父親について巫師の催しに参加していたため、子供の頃から「槓菩薩」を身に付けてきた。楊国順さんは現在、高齢にも関わらず「槓菩薩」の発掘や保護、伝承、上演といった活動に従事し続けている。彼は積極的に下の世代に伝授しており、近隣の村には8人の弟子がいる。素晴らしい「槓菩薩」を上演するにあたり、彼は大きな貢献を果たしているのだ。

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