湖南省双峰県には昔から残る焼き釜があり、数人の年配の職人が祖先から受け継いだ製陶の工芸を守り続けている。双峰県甘棠鎮の接草村にあるこの陶器工場は1976年に建てられ、当時は6つの焼き釜があったが、そのうち2つはすでに使えなくなっている。現在、接草村でこの技術を持つ職人は10人足らずで、今も作り続けているのはわずか4、5人である。
数千元の価値がする陶器のつぼを作るには、陶土を砕く、生地を捏ねる、土台を作る、成型、乾かす、釉を塗る、窯入れ、焼き上げなどの複雑な工程を踏む必要があり、職人はこのような単調な作業を繰り返し行なっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月30日