7月14日、炎天下の夏、福建省長汀市に残っている長さ8.55メートル、高さ3.4メートルの城門「三元閣」は高齢者が涼みながら談笑するよい場所になっている。長汀市は「汀州」とも呼ばれ、1000年以上前の唐宋の頃からある古い郡で、唐の開元24年(736年)に設置され、歴朝歴代にわたり州、郡、路、府の政務を行った場所である。三元閣はもともと唐代の城の門で、長汀刺史の陳剣が州を移し城を築く時に作った南大門だった。もとは鄞江門と呼ばれ、明の崇幀年間に拡張・改修され、「三元閣」と呼ばれるようになった。三元者、状元、会元、解元、閣上が試院の魁星像と向かい合う形で設置され、科挙の発展を象徴している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月17日