8月11日、河南省洛陽市孟津県新庄村で撮影された後漢時代の大型焼き窯遺跡の発掘現場。
河南省洛陽市文物考古研究院は2014年7月から、孟津県新庄村にある大型焼き窯遺跡の発掘を行っている。
試錐と試掘を経て、考古学スタッフは127つの焼き窯遺跡を発見。総面積は約10万平米と大規模である。ここで出土した様々な煉瓦は、規模や形状が後漢の皇室建築の煉瓦の規格と符合し、同時に、後漢皇帝の墓である陵園遺跡にある煉瓦と大きさや形状が一致している。洛陽市文物考古研究院の考古学スタッフは、ここが後漢時代における国営の大型陶磁器製造所だと推測する。邙山陵慕群にある後漢皇帝陵で使われた建築材料もここで作られたと考えられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月18日