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japanese.china.org.cn | 24. 11. 2015

国内第2の規模の地捫トン族集落

タグ: 貴州 トン族集落 


地捫トン族集落は、貴州省黎平県茅貢郷、清水江支流の源流にある。標高740メートルで面積は22.1平方キロ。耕地面積は1776.3ムー(1ムーは6.667アール)。580戸、2623人が住んでおり、全てトン族だ。呉という名前が人口の90%を占める。「時間が止まった村落」と呼ばれている。肇興にある中国最大のトン族集落に次ぐ規模である。

村落の背後にある山には棚田があり、黄金色に輝く稲穂がたなびく。田んぼでは常にカエルの鳴き声が響いている。村落では飯を炊く煙が上がっている。リアルな田園絵巻から、純朴な生活の息遣いが伝わって来る。

ここには100年前からある米蔵が400軒もある。多くが清朝の嘉慶、光緒年間の蔵で、国内的に見ても最上の状態で保たれており、古いものならではの雰囲気がある。

「地捫」は、トン族の言葉から来ている。その意味は「絶えることのない山泉」だ。このトン族部落は、貴州省黎平県茅貢郷、清水江支流の源流にある。貴州省の山中にあるこの辺鄙な村落では、一貫して自給自足の農耕生活が続けられてきた。ここでは時間がゆっくりと流れている。世俗から隔離され、美しく保存されたトン族の建築と民俗は、トン族のエコロジカルな文化を伝える「生きた化石」である。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月24日

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