11月22日、河北省承徳市の普寧寺の「大乗之閣」内部には、千手千眼観音菩薩が祀られている。この仏像は高さ27.21メートル。うち須弥座は1.22メートル。須弥座の上にある蓮の花の底から仏像のてっぺんまでの高さは22.29メートル。下部は3.7メートル。仏像の胸囲は15メートルで、重量は110トン。頭部だけで5.4トンある。これは世界最大の木彫りの仏像であり、ギネスブックに登録されている。
雪に包まれた河北省承徳市の普寧寺は、とりわけ厳かで神聖に見える。境内では僧侶が朝の勤行を行っている。普寧寺は漢族とチベット族の建築様式が融合したチベット仏教寺院で、世界文化遺産でもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月24日