11月24日付の報道によると、陝西省略陽県にある橋の上で使われている鉄道レールが、清代に作られたものであることをネットユーザーが発見した。100歳を超えて現役のレールに対し、「丈夫すぎる!」との驚きと称賛の声が上がっている。
レールが発見されたのは、略陽県南部にある嘉陵江を越えたところにある略鋼鉄道の専用線。電車の往来は通常少なく、鉄道の橋を散歩する観光客もいる。専門家の鑑定によると、ネットユーザーが発見したこのレールは、確かに清末民初の漢陽鉄道工場で製造されたもので、レールには「1902」、「1903」という製造年が刻まれている。
これら百年前に製造されたレールは、1本の長さは7.5メートルで、色はダークグレー。さびは少ない。このレールは補助軌道に使われており、鉄道の防護設備である。現在、この路線はまだ使われている。略陽で発見された漢陽鉄道工場製のレールは、国家文物保護対象になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月25日