甘いお餅(甜粿)は、海南省の人々にとって欠かせない食べ物だ。彼らは年越しにこれを祖先に祀り、食べる。春節の数日前から、各家庭ではお餅作りで忙しくなる。古から現在まで、お餅作りは人々にとって欠かせない年末行事となっている。以前は交通が不便なことから、新年の里帰りができない華僑はこのお餅を取り寄せ、国外で食べていた。故郷を想う気持ちがそうさせたのだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月14日