
紅河ハニ棚田は雲南省南部に位置し、紅河州の元陽、紅河、金平、緑春の4県にまたがり、総面積は約100万ムー(約667平方キロメートル)、元陽県内だけでも17万ムー(約113平方キロメートル)に達する。紅河ハニ棚田の中心エリアである元陽棚田は、ハニ族が1300年以上にわたり「彫刻」してきた田園風景である。
林、小川、村落、棚田はハニ族が重んじる4つのものである。伝統を重んじるハニ族にとって、棚田の開墾は外部の人が思っているような「自然の征服」ではない。彼らは周囲に自然をつかさどる神が存在し、ハニ族は神の恵みを受けてこの場所で暮らせていると信じている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月1日












