5月10日に撮影された南京市の「胡家花園」の航空写真。「金陵獅子林」と呼ばれる清朝後期の金陵個人邸庭園の代表作である「胡家花園(愚園)」がこのほど、数年にわたる考古研究、修復、再建を終えて一般に開放された。橋や池、亭、楼観を見るために多くの市民と観光客が訪れている。胡家花園は南京市の南西にあり、同治13年(1874年)に南京籍の蘇州知府だった胡恩燮氏が退任し帰郷する前に西園旧址を買い取り、翌年に造園し始め、2年後にほぼ完成した。胡恩燮氏は「大智若愚(真の賢者は自分を ひけらかしたりしない)」という意味を込めて「愚園」という名前を付け、民間で「胡家花園」と呼ばれるようになった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月12日