西安市周至県殿鎮に住む徐さんはこのほど、田峪風景区で「死の花」と呼ばれる植物を見つけた。その植物は高さ十数メートルで、密生し、透き通った非常に珍しいものである。徐さんは、「山の樹林の下にある落ち葉の上に、正体のわからないものが見えた」と話している。
植物専門家によると、この植物は「ギンリョウソウモドキ」、シャクジョウソウ科。葉緑素を持たないため光合成をせず、落ち葉についた栄養を吸収して生きている。毒性はない。秦嶺地区の広範囲に分布しているが、人がほとんど立ち入らない山林に生えているため、比較的珍しい植物である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月2日