8月下旬、記者は「客家の首府」福建省長汀県南東部にある国家歴史文化名村・三洲村を訪れた。元代の城壁、明代の祠堂、清代の民居は、タイムスリップしたような感覚を味わわせる。南宋から清代末期にかけてここに建てられた墟、鋪、公館、驛は福建、広東、江西の水陸交通、貿易、貨物集散の中心となり、当時の汀洲の繁栄と発展に大きく貢献し、「海上三洲シルクロードの緑のリボン」汀江に輝く真珠と言われている。三洲古鎮には150軒以上の宋・元・明・清代の建築が良好な状態で残っており、中でも民居、礼制建築、文化建築、崇祀建築、街頭の亭、城門、城壁などの古建築は客家建築史の縮図と言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月31日