10月10日、黄カ市の郛堤城遺跡の発掘現場で甕棺墓をきれいにする考古発掘作業員。
今年5月、河北省黄カ市の郛堤城遺跡付近で初めて甕棺墓が見つかり、数カ月の発掘作業で計113基の甕棺墓が発掘された。考古発掘作業員によると、同遺跡で出土した甕棺墓は戦漢時期のもので、吉林大学辺境考古研究センターはうち6基が成人の甕棺墓、一次葬だと判断。残りの107基は子どもの墓だという。
今回発掘された甕棺墓の形状は20種類以上、密集し、年代がはっきりわかり、2000年以上前の葬儀・埋葬の風習、郛堤城城池の研究に極めて重要な手がかりとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月11日