故宮博物院は11月8日午後、大高玄殿の宝匣を元の場所に戻す儀式を行い、単霽翔院長が大高玄殿の研究目的の修繕・保護の成果を発表した。作業員は修繕前に下ろした宝匣を大殿の正脊の中に戻し、正脊を修復する作業を終えた。大高玄殿は神武門の外、紫禁城の北西角にあり、明の嘉靖21年(1542)年に建てられた明・清代の皇室専用の道教寺院。今回の修繕は2015年4月2日にから16年末にかけて行われ、第1期(文物・建築本体の修繕)はまもなく完了する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月9日