四川省文物考古研究院は1月5日、四川省眉山市の彭山区で発表会を開き、彭山江口沈銀遺跡の水中考古発掘を行うことを公表した。四川省眉山市彭山区江口鎮の岷江沿いに江口沈銀遺跡はある。遺跡の面積は約100万平米。2005年以降、彭山区江口鎮の岷江沿いで大量の文物が次々に発見されてきた。年号が刻まれた金冊子、木の紐で装飾された銀塊、「西王(張献忠の別称)賞功」と刻まれた貨幣、大量の銀装飾品などだ。清代以降の多くの文献には、ここで明の将軍である楊展が大西軍のリーダーである張献忠の船隊を待ち伏せしたとの記載がある。文献に記載される張献忠の船隊が攻撃された場所が江口沈銀遺跡であることを、専門家が2015年に論証している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月9日