2月15日、南京市東部を流れる運糧河にかかる明代の古橋・七橋爺の橋脚の下で、長期にわたり水中に隠れていた4頭の「怪獣」が姿を現した。南京都市史学者の胡卓然氏によると、これは古人が分水橋梁に設置した「分水獣」で、分水の役目を果たすだけでなく、水が橋に与える衝撃も軽減する。さらに、水路を示し、川を通る船が橋脚や橋に衝突するのを防ぐ。七橋爺は明代に建てられ、全長89.6メートル、高さ25メートル、曲がった弓のような形をしている。7つの「橋爺」は、じきに「七橋爺」と呼ばれるようになった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月16日