2月14日、如東洋口港のマッコウクジラ標本の輸送現場で警備にあたる南通市公安国境警備支隊の兵士
2016年2月に江蘇省の如東洋口港近くの海域で座礁し死亡したオスのマッコウクジラが、上海で8カ月かけて表皮と骨格の2つの大型標本になり、2月14日に発見地に戻り組立作業に入った。
関係者によると、このマッコウクジラは表皮と骨格の2つの標本になった。表皮の標本は長さ約15.3メートル、幅約4.2メートル、高さ4メートル、重さ約1.5トン。骨格の標本は長さ約14.6メートル、重さ1トン。これらの標本は1カ月後に如東洋口港のマッコウクジラ館で一般公開される予定。
マッコウクジラは体が大きく、歯を持つ世界最大の肉食動物である。オスは体長20メートル、体重50トンに達し、座礁すると救出は非常に困難である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月16日