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japanese.china.org.cn | 21. 02. 2017

パンダの「お父さん」の1日 毎日50キロの竹を運ぶ

タグ: 成都 パンダ繁育研究基地 飼育員

成都パンダ繁育研究基地には、パンダの「お父さん」「お母さん」役である飼育員がいる。パンダファンにとっては羨ましい仕事である。記者はこのほど、パンダ飼育員の張粤さんを取材し、パンダの「お父さん」の日常を記録した。

基地内の月亮産室で張粤さんを見かけたとき、彼は檻の中の十数頭のパンダの赤ちゃんにミルクをあげていた。彼は防護服を着て地面に座り、赤ちゃんパンダを抱き抱え、赤ちゃんパンダは静かにミルクを飲んでいた。彼の後ろには遊んだり、眠ったり、ぼーっとする赤ちゃんパンダがいる。

ミルクをあげるのは張粤さんの毎日の仕事の一部に過ぎない。パンダの飼育員は毎朝8時半に仕事を開始し、定期検査が終わると室外を掃除し、パンダを外に出して竹をあげる。竹は地面に無造作に置くのではなく、地面に刺さなければいけない。そうすることでパンダは竹が地面に生えていると認識できる。午後になると窩頭(トウモロコシと大豆の蒸しパン)とリンゴをあげ、必要であれば薬やカルシウムサプリもあげる。竹はこまめに交換する必要があり、張粤さんは毎日平均50キログラムの竹を運び、約20キログラムの糞便を片付ける。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月21日

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