初夏の5月、ホウオウボクの花が咲き、泉州西街を空から見下ろすと、開元寺に咲くホウオウボクの花が目を奪う。
ホウオウボクはフレイム・ツリー、フランボヤン、カエンボクなどとも称され、台湾、海南、雲南、広東、広西、福建などに分布している。高さがあり樹冠が広く垂れ下がっていることから濃密で、熱帯地区では日よけの役割を果たす。赤や橙の花が緑の複葉と合わさり、開花時期には木いっぱいに花がつき、「世界一鮮やかな樹木」と言われている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月28日