写真はCFPより
青空の下、鬱蒼とした木々に引き立てられる甘粛省天水県の麦積山石窟に20日、納涼を求める各地の観光客が集まった。
麦積山石窟は1961年に国務院が発表した第1期の全国重点文物保護単位で、2014年に世界遺産に登録された。建設は後秦に始まり、北魏、西魏、北周、隋、唐、五代、宋、元、明、清などの各時代に開削・改修が行われた。現在は土製及び石製の像が3938点・1万632体あり、壁画は1000平方メートル超。特に北朝の泥塑が最も有名で、「東洋の彫塑陳列館」と呼ばれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月22日