北京の最初の「品質白書」編さん始動の式典が7月2日に催され、北京市で最初の公共安全実験室の建設準備も同時に始まることになった。
北京市海淀区品質技術監督局によると、国務院参事、北京市政府の顧問郎志正氏ら7人の品質専門家からなる指導委員会が、昨日から海淀区の「高い品質で区をアピールする」戦略案の実施を全面的に指導し、同委員会は戦略的立場から、海淀区にあるハイテク集約地域、中関村の産業化品質レベルを向上させ、中関村のブランド品を作り出し、さらに多くの世界的大手会社や大型企業の誘致のための基盤を固める。
同白書は、全海淀区の生産技術、製品、サービスの三方面の質的情況を公告の形で公表することになっている。白書の内容は品質情況の一般的描写にとどまらず、政府と企業の品質管理に関する考え方と意識の変化についても説明する。その目的は、政府部門に経済発展の参考となる品質報告書を提供し、海淀区とりわけ中関村の投資環境のさらなる最適化を助ける。
「チャイナネット」2003/07/04