英語が大好きな香港の少年が、5万字におよぶSF小説を英文で書き上げた。
作者・李玉鵬くんは11歳。これまで、英文図書400~500冊を読破している。昨年の夏休みに突然インスピレーションが湧いて小説の執筆を始め、1年がかりで「4羽のフェニックス」という5万字のSF小説(空想科学小説)を英語で書き上げた。中には「中国カンフー」も登場する。
流暢な英語を話す李くんは英語の本を読むのが好きだが、中国史に関する本も大好きで、勉強の合間には武侠小説で知られる作家、金庸の作品を基にしたテレビドラマをよく見るという。
李くんの母親によると、李くんは6~7歳から本を読み始めた。最初は英語の漫画を読んでいたが、今では600ページ以上ある「ハリー・ポッター」をたった5時間で読破するスピードだ。李くんが書いた小説は、現在開催中の香港ブックフェアで展示されている。
「人民網日本語版」2004年7月26日