民用航空総局(民航総局)のスポークスマンは26日、フライトに遅延が生じた場合、まず航空会社と関連部門に内部からその原因を追求し、作業改善によるフライトの正常運行率の向上を求める方針を示すとともに、乗客側の理解と積極的な協力を求めた。民航総局によると、現在の正常運行率は82.2%。
同スポークスマンは、航空輸送は非常に複雑で巨大なシステムだとして、「スケジュール通りのフライトには、航空会社・空港・管制など多数の部門間の効率的な調整が必要。外的要因による影響も非常に大きい」と指摘した。また、正常なフライトを保障するための一連の措置と、遅延の際の賠償を指導する意見を民航総局が打ち出したことについて、「これらの措置は決してフライト遅延を根絶するものではない」と説明した。
「人民網日本語版」2004年7月27日