中国人女性の趙燕さんが米国とカナダの国境付近で米移民局の警備員に殴打された事件について、米国務省のエレリ副報道官は26日、国土安全保障省が現在調査中であるとして、早急な真相解明への期待を示した。米検察当局は事件翌日の22日、ロバート・ローデス容疑者をニューヨーク州バッファローの連邦裁判所に起訴している。
天津出身の趙燕さんは21日、米・カナダ国境のナイアガラの滝を訪れていた際に殴打された。ローデス容疑者は有罪となった場合、数年間の懲役となる見通しだ。
「人民網日本語版」2004年7月28日